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2020.06.27

歯石と歯垢の違い


歯石と歯垢の違いとは何でしょうか。

歯垢とは、歯に付く白いネバネバしたもので食べかすではなく、細菌のかたまりです。1mgの中に数千から1000億個ほどの細菌がいると言われています。プラーク、バイオフィルムと呼ばれるものです。

粘着性が高いため、歯ブラシでよく落としてあげることが大切です。ただ、歯ブラシでは完全に取りにくいため、歯科衛生士によるPMTC(専門的に磨く)により歯を磨いてあげるのが有効です。

歯石は、その歯垢をそのままに数日間放っておいた結果、唾液の中のカルシウム成分などにより石灰化したもので、歯垢に比べて固く石のようになっているものです。

歯ブラシでは落とせないため、歯科医院できれいにする必要があります。

また、人によって数週間で歯石が付きやすい場合もありますので定期的なクリーニングをお勧めしています。

歯垢、歯石ともに、虫歯、歯肉炎、歯周病の原因になります。

歯と歯の間、歯と歯ぐきの境い目、歯の裏側などに付くことが多く、個人差があるため、患者さまのお口の中に合わせて、歯ブラシの当て方、歯間ブラシの使い方、フロスの使い方をご説明させていただいてます。

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